スポンサーリンク

教育旅行営業職が転職できない理由|自分の抜けた穴は意外と埋まる【営業マンの悩み】

転職




こんにちはかによろです。

旅行会社の教育旅行の営業職として6年間務めてまいりました。

本当はもう少し早く辞めたいと何度も思ったことがありましたが、なかなか辞めることができず、6年も同じ現場で働いておりました。

ジョブローテーションを積極的にすると言っていたのにも関わらず、結局異動もすることもなく同じ支店で同じ業務をしておりました。

では、なぜこのような状況が起きてしまうのか、検証してみました。

 

スポンサーリンク

転職できない理由

引き継ぎの問題

教育旅行の営業は主に、学校関係の仕事が多く、大きな仕事は修学旅行かと思います。営業マン1人にだいたい20校〜30校の担当校を持ち、毎日営業や打ち合わせをしていきます。

修学旅行の打ち合わせともなると、うまく行けば先生ととても仲良くなり、次の契約も人間関係で契約を取って来れるようになります。

年数を重ねていくとそういった学校が増えてきます。人間関係がものを言う市場なので、いざ、転職を考えた時に、後の人に引き継ぐの非常に難しいといったことが1つ考えられるかと思います。

修学旅行が2年後

もう一つ考えられるのが、契約自体が実施の2年前に決定するということです。あなたが担当してくれるのなら、契約をする。

あなただから契約したの。と言われることが多いにあります。

もちろん嬉しい言葉ではありますが、そうなってくると、あと2年は辞められないというふうに洗脳されてきます。

契約活動は毎年あることなので、このループから抜け出すのは非常に難しいことなのです。

先生から頼られている営業マンなのであれば、気が利いて仕事のできる優秀な営業マンだと思います。

そういう責任感のある人ほど、本当に自分がやりたい仕事ができず、ずるずる同じ現場にいることになります。

 

そもそも人が少ない

コロナの影響で、旅行会社全般的に人材を減らしていっているのが現実です。

引き継ごうにも引き継ぐ人材が入ってきません。

そうなってくるとしわ寄せが来るのが、同じ職場で働いている先輩や同僚、後輩になってくるわけです。

自分が持っている担当校20校〜30校を振り分けることになります。

優しい性格な方であれば、申し訳ないと思い、転職に踏み出せなくなってしまいます。

 

それでも転職するには?

前々から転職することを伝える

前々から転職する旨を上司に伝えておけば、早めに補充社員を本部にかけあってもらえます。最低でも3月前に伝えるのが望ましいです。

あまり早く言いすぎても、すぐに動いてくれないケースもありますので、3ヶ月という区切りがちょうどいいと思います。

 

誠心誠意転職する理由を話す

会社はもちろん学校に伝えるときも、なかなか言いづらいと思います。

がしかし、学校の先生も教育者です。誠心誠意自分がやりたいことを話せば、応援してくれます。

私も最初は裏切るの?とか言われるかと思いましたが、全くそのようなことは言われませんでした。

自分が思っているよりも、先生方は辞めることを悪く言うようなことはありません。

なので、2年後の契約で、人間関係でとった契約だとしても、全く悩む必要はありません。

 

引き継ぎ資料は細かく

残される人の気持ちになって引き継ぎの資料は作りましょう。

できるだけ細かく、どんな仕事があるのか、重要人物は誰か、どの先生がキーマンか、先生の癖、旅行などを書いておきましょう。

 

まとめ

結論からいうと、辞めづらいなぁと思っていたとしても、辞められます。

自分が思っている以上に、自分の抜けた穴は埋まると思っていいと思います。

私も悩みすぎて、辞めることを言い出すのに時間がかかってしまった方ですが、いざ伝えてみると会社の人も、学校の先生も、かなり理解してくれました。

辞めづらいと思ってるいるのはもしかしたら、自分の思い込みだったのかもしれません。

本当にやりたいことがあるのであれば、今すぐにでも行動することをおすすめします。

教育旅行の営業職は辞めづらいと思う気持ちは痛いほどわかりますが、20代を過ぎると転職もしづらいのが現実です。

早めに転職する旨を伝える、引き継ぎ資料を完璧に、誠心誠意を伝えること。

このポイントを押さえておけば、問題になりません。特に誠心誠意伝えることです。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました