私は、6年間旅行会社で働き、そしてこの4月からweb業界へ転職しました。
転職した理由は、技術職のスキルを身につけていきたい、そしてのちのちは家で働きたいという夢を持って転職という決断をしました。
旅行会社にいてとても楽しかったですが、家で働く自由な働き方に憧れて、そして給料面を考えるとweb業界を目指すようになっていました。技術職を目指すとなると、HTML、CSS、JavaScript、PHPと学ぶ言語は多いですが、今はその勉強も楽しいです。未経験でこのような業界に転職するには、普通に採用募集に募集しても、結構難しいと思います。
私がどのようにして、転職できたのか?参考までに、就職活動をご紹介できたらと思います。同じようにweb業界に転職したいと思ってる人がいましたら、参考にしていただけたらと思います。
web業界職種の種類
まずは、web業界にはどのような職種があるのか、お話します。おそらく私が転職する上で調べた内容になるので、他にも種類はあると思いますが、ご紹介します。
コーダー
デザイナーが作成したデザインをもとに、実際にコーディングしていく役割を担うのがコーダーです。デザイナーのラフ通りにブラウザにページが反映されるよう、具体的にはH T M L、C S Sなどの標準言語を扱い、文章構造の定義付けを行います。
プログラマー・フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニア
バックエンドのシステム(サーバー側のシステム)構築を担当。P H P・Ruby・Java・Pythonなどのサーバー側で動く言語とMySQLなどのデーターベースを使います。専門的な知識が必要です。
webデザイナー
webサイトコンテンツにおけるパーツの一つひとつから、全体のビジュアルまで、その制作を一括して行います。クライアントからのリクエストを細かく受け止め、企画したプロジェクトのデザインコンセプトを提案していきます。Webだけではなく、印刷物の制作や動画制作を行うこともあります。
Webプロデューサー
Webプロデューサーとは、webサイトを成功させるための総監督のことを言います。プロモーションの企画や制作の総括をし、クライアントの要望を理解した上で、プロジェクトの全体像を構想し、成功させるためのアイデアを練ります。制作予算や納期などの交渉、プロジェクト全体の管理も行います。
Webディレクター
プロジェクトメンバー、スケシュールの管理・把握し、全体のディレクションをしていきます。クライアントのリクエストに応じて納期までにwebサイトコンテンツ制作業務を遂行するために、あらゆる問題点を解決していく必要があります。
学習の仕方3選
webデザイナースクール
まず私が目をつけたのは、webデザイナーのスクールでした。それが大体去年の4月から6月ぐらいの時期です。とにかく独学は自分には無理だなと思っていたので、家から近いwebデザイナースクールに通い始めました。コースはたくさんあり、一番スタンダードのwebデザイナーコースを選択しました。料金は大体30万くらいだったと思います。そのコースに含まれていたのは、HTML、CSS、web制作の基礎、レスポンシブデザイン、Photoshop、Illustrator、JQuery、JavaScriptを基礎的に学べるといった感じのコースです。高いか、やすいかと聞かれたら、当時の私からしたら高かったです。平均してプログラミングスクールは30万〜60万くらいが多いみたいです。とにかく、コロナの影響もあって会社は、休むように言われていたので、勉強する時間はたくさんありました。緊急事態宣言の中でしたので、オンラインでずっと授業を受けておりました。
プロゲート
webデザイナースクールのコースが一通り終わったのが、大体7月くらいでした。そこから、私が勉強ツールとして、プロゲートに登録して、復習がてら学習してみました。正直、プロゲートをやってみて、webデザイナースクールと似たようなことを、安く学習できたので、今思えばプロゲートだけでもよかったかなぁと思ったりしています。webデザイナースクールに通っていたから、すんなりと理解することができた、ということもあるかもしれませんが、かなりプロゲートはおすすめです。基礎的なことを、簡単に分野ごとに分けてスライド教えてくれるので、非常にわかりやすいです。
web業界に転職するには、ポートフォリオと言われる自分の作品を面接時に提出するのがマストなのですが、このぐらいの時期にプロゲートと併用して、ポートフォリオを作成しておりました。
YouTube
YouTubeに関しては、補足的なものを勉強していた感じです。今は色々なYouTuberがいるので、わからない言語やエラーがでたら、YouTubeで調べて、勉強していました。その他にもweb業界のことに関して、話してくれるYouTuberもたくさんいるので、業界勉強という意味でもYouTubeは便利なツールでした。独学だけでは、補えない部分をYouTubeで勉強してみてください。
web業界転職サイトおすすめ3選
だいたい一通りの基礎的な勉強は夏休みぐらいに終わりました。ポートフォリオは10月ぐらいに完成予定でしたので、いざ、転職活動を始めようかと思ったのですが、ここで仕事が忙しくなってきたこともあり、実際に転職活動をはじめたのは12月末からです。そこで、私が実際に使った転職サイトを紹介します。
find job
1番使っていたのはfind jobだった気がします。表示の仕方もわかりやすいですし、未経験の人も募集している企業を多数載せている転職サイトだったと思います。いまや、自分のスキルシートを書いておけば、企業の方からアプローチがくる時代ですが、もちろんfind jobにもその機能はあります。
ただ、未経験の私に対してアプローチがくることはなく、来たとしてもweb系の営業の職種でした。私は、せっかく勉強した言語を身につけていきたいと思っておりましたので、そこはこだわって転職活動しておりました。
work port
work portは実際に担当コンシェルジュがついて、相談に乗ってくれます。これだけは外せないという条件を言うと、何件かすぐに案内してくれました。一度直接面接をして、ヒアリングしてくれます。そのあとは定期的に、おすすめ案件があったらメールで教えてくれます。私の条件は未経験で、職種はwebデザイナーという条件で探してもらっていましたが、コロナの影響もあり、普段よりは募集が少なかったみたいです。それでも何件案内してくれて、面接まではいったところもありました。履歴書と、職務履歴書を書いて一度書いておけば、それを登録できます。興味がある企業があれば、すぐに興味があるボタン押しさえすれば、エントリーの手続きを担当コンシェルジュが推薦状を書いて出してくれます。注意点としては、推薦状を書いてもらってることもあり、気になった企業が出てきてすぐに、興味があるボタンを押さないと、エントリーすらできないこともありますのでご注意を。
green
greenは、未経験の求人も載っておりますが、比較的上級者用に感じました。気になる企業はたくさんありましたが、自分のプロフィールのところで、なかなか自分のスキルをアピールすることができないので、経歴とポートフォリオだけ見られているような気がします。
おそらく、web業界に勤めている人が、キャリアアップのために利用する分にはとてもいいのかぁと思いました。
転職エージェントの結果は、だいたい合計30〜40件の企業にエントリーして、書類が通ったのが5件程度でした。最終の面接まで行ったのが2件で、最終的に今の会社に採用してもらった感じです。
find jobで20件応募して、4件書類が通りました。
greenで1件書類が通りましたが、内容が自分と少し違うと思い辞退しました。
work portは手厚くサポートしてくれますが、求人数がコロナの影響で少ないのか、あまり応募が出来なかったイメージです。
この転職サイト以外にも、たくさんIT系に特化している転職サイトはあります。自分にあったものを使うのがいいと思います。私のおすすめはfind jobです。
やはり未経験ともなるとなかなか、採用は難しいかもしれませんが、諦めないで面接まで行けば人柄で選んでくれる企業もあります。実際に今の会社も、人柄と臨機応変対応できる旅行会社ならではスキルで採用までこぎつけました。応募することが重要です。
面接、履歴書対策はどうすればいいか?
履歴書については、旅行会社の経験もおり混ぜながら書きましたが、正直それだけだと書類で落ちるケースが多かったです。
どうしたら書類選考を突破できたかというと、webデザイナーになるために学んできた経験や、webデザイナースクールに通ったことなど、web業界の知識を勉強していたということをアピールするような文面に変更していきました。未経験なので、プロの人からしたら役に立たないのは当たり前です。しかし、webデザイナーになりたいという気持ちと、そのために勉強しているという熱心な気持ちを、アピールするようにしたら、徐々に書類選考が通っていきました。書類だけだと、旅行会社で培ったスキルをいくら書いても、なかなか通らないのかもしれません。
面接までいけば、旅行会社で身につけた、プレゼン力でうまく話せた気がします。
聞かれる内容としては、
なぜ、転職しようと思ったのか?
志望動機は?
は当たり前に聞かれます。
この辺りはうまく、まとめて話すことはできますが、実務的なスキルのことを聞かれると、なかなか、受け応えは難しかったです。
具体的にいうと
使える言語はなにか?
LPはどれくらいで作れるのか?
GitHubは使えるか?
など、聞いたことのない言葉が出てくると焦ります。
事前にweb業界のことを勉強しておく必要はおりますが、本当に、わからない時は正直にわからないと言った方が印象はいいと思います。
私の場合は、「勉強不足ですみません。まだ、その技術までは勉強できていないので、これから入社までに取り組んでいきたいと、思います」などと切り返しました。
向こうも、未経験とわかっているはずなので、ここで嘘をついて入社してあとで困るよりも、正直に言うことのほうが断然いいです。
面接までいけば、人柄と勉強熱心さは必ず伝わります。
旅行会社で培ったスキルも、面接までいけば必ず活かせるので、ここでは充分に発揮してください。
まとめ
私が思うに、未経験でも募集をしている企業は、全く勉強もしていない素人の未経験者は採用しません。実務経験はないかもしれないが、勉強している未経験者には可能性は大いにあると思います。むしろ、クセがある経験者よりも、勉強熱心な未経験者のほうがいいと思う企業もあると思います。実際に私が転職できた、会社は入社した後に、人柄で選んだと言ってくれました。
勉強ツールは今の時代たくさんありますので、活用していくべきです。
ぜひ諦めないで、転職活動をしていってください。
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